コブをつくる結び方
止め結び
基本中の基本ともいえる結び方。 一重結び(ひとえむすび)ともいう。 「ストッパー・ノット」として、ロープを引っ張るときの握り手として活用したり、ロープが穴から滑りぬけるのを防いだりすることができる。 世界最古の結び。
固め止め結び
止め結びのからみを1回増やし、強度を上げた結び方。 止め結びと同じ用途に使われるが、止め結びより大きなこぶができる。 通常の止め結びと同様、ほどけにくくなることがある。
8の字結び
止め結びや固め止め結びに比べて、大きくしっかりしたコブをつくることができる。 また、8の字結びは止め結びに比べて、固く締めても容易に解くことができる。
仲仕結び(なかしむすび)
仲仕(港などで船の貨物をかついで運ぶ作業員)がロープを投げるときに使ったことから「仲仕結び」と呼ばれる。 荷役用の滑車のストッパーや、人命救助などでロープを遠くに投げたい時などに使用されることが多い結び。 8の字結びと同様、固く締めても容易に解くことができる。